スプリットリング(タティングレース)
2013-03-14(Thu)
スプリットリングは、2シャトル(シャトル2個使い)で、左半分を普通の
DS(ダブルステッチ)、右半分をDWS(ダウンワードステッチ)で作ります。

左半分、右半分を別々に作り上げるため、リングの
クロージング部分が、作り始めの位置と反対側になります。
サンプルパターンでは、アブリビエーションは下記のように表します。

S2: C: 5, NRW
S1and S2 : SR: 5 - 5 / 5 - 5, cl, NRW
S1and S2 : SR: 5 - 5 / 3 - 3 - 3 - 3, cl, NRW
S1and S2 : SR: 3 - 3 - 3 - 3 / 5 - 5, cl, NRW, SLT
S2and S1 : SR: 5 - 5 / 5 - 5, cl, NRW
S1: C: 5
SR: Split Ring
cl: Close Ring
SLT: Shoe Lace Trick
NRW: Do Not Reverse Work
SS : switch suttles
S1 : shuttle 1 がワーキングシャトル
S2 : shuttle 2 がワーキングシャトル
*スプリットリングとスプリットリングの間(つなぎ目の部分)では、
リバースワークしません。
*リバースワークが少ないパターンでは、RWの記号が明示され、
RW表記が出てきたときのみリバースワークをするという
パターンの書き方もあります。
その場合、NRW の記号は省略されています。
*普通、cl は、表記が省略されていることが多いです。
*パターンのダイアグラムや写真がある場合は、
ワーキングシャトルの情報やSSなどの表記は、
省略されることがあります。
*** スプリットリングの作り方(SR: 5 - 5 / 5 - 5, cl) ***
シャトル1(青)には、青色の糸、
シャトル2(赤)には、赤色の糸
が巻いてある状態で作っています。
1)まず、シャトル1の糸をリングを作る時の持ち方で
左手に持ちます。
2)シャトル1で、リングの目をDS(ダブルステッチ)で作ります。(DS 5-5)
DS 5-5 を作り終えたところ

3)シャトル2に持ち替えます。
4)人差し指と小指の間のベアスレッドをコアスレッドとして、
シャトル2で DWS(ダウンワードステッチ)を作ります。(DWS 5-5)

DWS 5-5を作り終えたところ

5)シャトル1の糸(青い糸)を引っ張り、リングをクローズします。

以下同様に、サンプルパターンにそって作ります。
*2つ目と3つ目のスプリットリングは、DSとDWSの目数が異なります。
*3つ目のスプリットリングを作った後、SLTを入れることで、
4つ目のスプリットリングの左右の色目が変わります。
気をつけなければならないのは、DSもDWSも最初の1目めを作るとき。
DSの最初の1目めは、スプリットリングを作る直前の
切り替え部分のきわに作ります。


また、DWSの最初の1目めは、シャトル1で作ったDSの
1目めのきわ(すぐ右隣)に作ります。


きわに作らないと、スプリットリングとスプリットリングの間に
隙間ができて、だらしなくなります。

参考)02/28/13 コアとベア
03/07/13 ダウンワードステッチ
DS(ダブルステッチ)、右半分をDWS(ダウンワードステッチ)で作ります。

左半分、右半分を別々に作り上げるため、リングの
クロージング部分が、作り始めの位置と反対側になります。
サンプルパターンでは、アブリビエーションは下記のように表します。

S2: C: 5, NRW
S1and S2 : SR: 5 - 5 / 5 - 5, cl, NRW
S1and S2 : SR: 5 - 5 / 3 - 3 - 3 - 3, cl, NRW
S1and S2 : SR: 3 - 3 - 3 - 3 / 5 - 5, cl, NRW, SLT
S2and S1 : SR: 5 - 5 / 5 - 5, cl, NRW
S1: C: 5
SR: Split Ring
cl: Close Ring
SLT: Shoe Lace Trick
NRW: Do Not Reverse Work
SS : switch suttles
S1 : shuttle 1 がワーキングシャトル
S2 : shuttle 2 がワーキングシャトル
*スプリットリングとスプリットリングの間(つなぎ目の部分)では、
リバースワークしません。
*リバースワークが少ないパターンでは、RWの記号が明示され、
RW表記が出てきたときのみリバースワークをするという
パターンの書き方もあります。
その場合、NRW の記号は省略されています。
*普通、cl は、表記が省略されていることが多いです。
*パターンのダイアグラムや写真がある場合は、
ワーキングシャトルの情報やSSなどの表記は、
省略されることがあります。
*** スプリットリングの作り方(SR: 5 - 5 / 5 - 5, cl) ***
シャトル1(青)には、青色の糸、
シャトル2(赤)には、赤色の糸
が巻いてある状態で作っています。
1)まず、シャトル1の糸をリングを作る時の持ち方で
左手に持ちます。
2)シャトル1で、リングの目をDS(ダブルステッチ)で作ります。(DS 5-5)
DS 5-5 を作り終えたところ

3)シャトル2に持ち替えます。
4)人差し指と小指の間のベアスレッドをコアスレッドとして、
シャトル2で DWS(ダウンワードステッチ)を作ります。(DWS 5-5)

DWS 5-5を作り終えたところ

5)シャトル1の糸(青い糸)を引っ張り、リングをクローズします。

以下同様に、サンプルパターンにそって作ります。
*2つ目と3つ目のスプリットリングは、DSとDWSの目数が異なります。
*3つ目のスプリットリングを作った後、SLTを入れることで、
4つ目のスプリットリングの左右の色目が変わります。
気をつけなければならないのは、DSもDWSも最初の1目めを作るとき。
DSの最初の1目めは、スプリットリングを作る直前の
切り替え部分のきわに作ります。


また、DWSの最初の1目めは、シャトル1で作ったDSの
1目めのきわ(すぐ右隣)に作ります。


きわに作らないと、スプリットリングとスプリットリングの間に
隙間ができて、だらしなくなります。

参考)02/28/13 コアとベア
03/07/13 ダウンワードステッチ